胃がん 統計

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胃がんの統計

がんといえば、胃がんのイメージを思い浮かべるほど「日本人のがんによる死亡第一位」の座に長く君臨していたが、近年はその汚名を肺がんに譲ることができた。

 

とはいえ、国内で毎年10万人以上が胃がんと診断されているが、一口に胃がんといっても進行度により治癒率も当然のことながらその生存率も異なる。

 

しかし、かつてのような「がんイコール死」の時代は終わったといってもいいだろう。近年のデータでは、胃がん患者の死亡数は胃がんにかかった患者人口の半分に近い数値を表している。

 

さらに詳しく見るとその死亡率は年々減少傾向にある。そして一方の罹患率も減少傾向には変わりないが、その減少率は死亡率のほうが高く、このことは単純計算で考えれば胃がんの生存率が高くなりつつあることを証明している。

 

胃がんの統計では発症して一通りの治療が完了した後に5年経過して再発、転移がなく生存していればその胃がんは完全に根絶したことで晴れて胃がんを克服したことになる。

 

胃がんの統計を年齢別には見ると60代が最も多く、続いて70代、50代、40代であり、男女の比率は2対1の割合で男性に多く見られるが、40代前の世代では男女でさほどの差は生じていないがその年代を超えると男性の患者が増加して女性は他のがんにかかりやすくなり、二極分解の傾向になる。

 

また国内の地域別に調べてみると、東北地方の日本海側に胃がんの患者数が多く、南九州、沖縄は少ない傾向を示している。

 

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